家の構造・3

2006/3/5

 今回は・・・
1・軸組工法(在来工法)

この工法は、日本でもっとも多く、広く普及していますね、
柱と梁とで構成した構造体になります。

床と柱と梁とで四角いフレームを作ります、
これを横から押すと電車のパンタグラフのように
ひし形に変形します、
そのま押し続けるとペタンと潰れたりしちゃいます。
これを防ぐために、筋交いを入れて補強したり、
これを床面に置き換えると、火打ちを入れたりします。
これが軸組工法と言われているものです。

しかし、この工法が変わってきています。

プレカット工法・剛性床工法・ホストアンドビーム工法など
軸組工法は在来工法とも言われていますが、
在来ではなくなってきている感じです。
大手や大小ビルダーなど独自の物も多く、
まったく新しい工法になっている感じです。

それだけ柔軟性がある工法とも言えますね。

プレカット工法は現場で刻むとありますが、刻むと言う言葉は
現在は死語になりつつあります。
この刻むは工場でコンピュータカットで刻んで行きます。
これも時代です。

それと、良く言われていることですが、
阪神大震災時に倒壊した建物は全て在来工法の建物で、
再建築の建物はほとんど枠組壁工法のものでした。
しかし、倒壊した建物は古い耐震基準を満たしていない
建物に多く発生していたみたいです、
これを踏まえてH12年に改定した今の基準法のもと、
改善はしています。

構造面強化として、面構造(枠組壁工法)を取り入れ、
剛性床(枠組壁工法)に集成梁の活用など、があります。
ただシンプルだった軸組工法を改変して複雑になり、
その上、補強の為に金物をすごく使用しています。

この辺りが、職人さんの熟練度で左右される場合があります

この工法は自由度が広い分、
さまざまに工夫して短所を改変しています。

それと・・・この工法は日本国内では一番多いですが、
国内だけに留まる工法なのだと思います。
面構造を手に入れても、国外では枠組壁工法がありますし、
熟練度が要求される工法は国外では造れないです。

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