2006/4/12
パイン床の暖かさを書きましたが
この暖かさの秘密、更に大きな理由があるんです、
それは・・・基礎部分の断熱です
今までは、1階の床の根太の間にボード系の
断熱材を挟み込みます。
断熱材の外側は外部扱いなんですよね!
だから基礎の空間は外部なんです、
外部だから、基礎内部のよどんだ空気を換気したくなり
基礎パッキンなどで換気を取るようにしています。
でも・・・
・挟み込みの断熱材施工の不良が多いようです。
(断熱材が垂れ下がってしまう)
(根太の隙間が広い、多い)
(ボード系断熱材と床合板の隙間に結露が発生したりする)
(断熱性能の均一化が難しい)などがありえます。
それと、基礎は外だから、外気が0度の場合、基礎も0度です
いくら室内を暖めても、床下は0度です。
それで、そして、外断熱では基礎断熱が基本です。
・断熱材施工はすごく簡単で、気密がとれます。
(画像の基礎立ち上りの白い物体がEPSの断熱材です)
(こんな感じで外回りの立上りに断熱材を付け回します)
・基礎は室内の考えですので、外気が0度でも、
基礎内部は室温とほど同じ気温を保ちます。
(だから、床下からの冷気はまったくありません・・)
・室内も換気が必要です、基礎パッキンなどありませんから
換気システムのダクトを1本下ろして常時換気しています。
床暖房がなくても、自然に暖かさを手に入れられます。
断熱材の貼る場所が違うだけで、その違いはとても大きいのです。
常識は時代で変わる物もあります。
次の時代が訪れています。